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2021.2.21(日)花見日和とアレルギー

うっかりダウンを着て出たら、桜の季節のようにあたたか。

梅が咲き誇る緑道のベンチで談笑する親子らしき3人連れ、さながら花見。


*TOKYO 2021.

これだけ春めいてくると、花粉がだいぶ攻めてくる。対抗手段はワセリン、花粉よけメガネ、マスク、鼻うがい、タウロミン。今年は鼻水は割と大丈夫、目がつらい。


*TOKYO 2021.


最近日記ではコロナのことにあまり触れてなかったけれど、1年がすぎ、世界はいまやワクチンの話題でもちきり。だが日本は海外に較べると、副反応を恐れて接種に及び腰な人が多いと聞く。僕もその一人。


花粉・甲殻類・ハウスダスト・犬猫・そば粉とアレルギーが強い(3歳の時初めてそば食べてアナフィラキシーになって泡吹いて救急車で担ぎ込まれたらしい・記憶なし)し、ヘアブラシでこすっただけでおでこにミミズ腫れができるくらいの「人工蕁麻疹(摩擦アレルギー・皮膚描記症)」だし。(*リンクは若干閲覧注意)


ところでNY在住の大江千里さんが、二度目のコロナワクチン接種の後に失神した話を生々しく語っていた(3人の医師に見解を求めたところ、「ワクチンの副反応によるアナフィラキシーショックと思われる」とのこと)。大江千里さんがパーソナリティだったFMの番組に何度かお世話になったことがある。「40万人に一人」と言われても、知り合いがこういう体験をしてしまうとなんとも。


*N.Y.city 1994.


もう25年以上前なので今はいろいろ変わっているかもしれないけれど、以前NYに行ったときのカルチャーギャップ?を思い出した。


ハンバーガー屋でコーヒーの「スモール」を頼むと、日本のスタバの「グランデ」くらいのカップになみなみと注がれた薄いアメリカンなコーヒーが出てきて、飲み干したら気持ち悪くなった。レストランの前菜のサラダはボウルに山盛りで、それだけでお腹いっぱいになってしまうほど。ピザの一切れは日本のピザの1.5倍以上はあったし、溶かしバターで食べるロブスターはオイリーすぎて全部は食べられなかった。風邪気味になって薬局で「アルカセルツァー」っていう水に溶かすと発泡する風邪薬をもらって飲んだら、薬が強すぎて気分が悪くなり、しばらく寝込んだ(でも風邪は治った)。自分には食も薬も、アメリカのそれはすべてtoo muchに感じた。


たとえばトッド・ラングレンのような、体もでかく骨太で筋肉質の体力ある海外の人と一緒に行動すると、「草食人種(=アジア人)のフィジカルの弱さ」は如何ともし難いな、と心底感じる。アスリートもロックミュージシャンも、世界の土俵でのフィジカルのハンデを克服すべく、いろんな工夫をしながら戦い続けているわけで。

*N.Y. Woodstock 1991.


そこで気になるのが、日本に持ち込まれているワクチンが、日本人の体格や体質に合った量・処方に調節されているのかどうか?ということ。そこそこネットの情報も調べているが、今の所そのことについての報道は目にしていない。いずれにせよ、高齢者じゃない一般人の分までワクチンが回ってくるのは、この流れだと秋くらいになるのかな?それまでには、治験も対処法も副反応の症例も、データがかなり集まるはず。


未知のウイルス+未知のワクチン、まだまだ大変だ。



*N.Y. Woodstock 1991.


*TOKYO 2021.


All pics by H.Takano.

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